CAVEとは複数の3D映像を投影したスクリーンでユーザを囲み、そのバーチャル空間に没入させる没入型バーチャル環境です。専用のメガネをかけるだけで立体視が可能であり、メガネを掛けたユーザの位置に最適な映像が投影されます。
CAVEブランコは、ブランコに座っているだけなのに映像が振り子のように動くことで、あたかも自分が漕いでいるかのような感覚を引き起こす体験型コンテンツです。
学園祭(2023年11月)において研究展示の1つとして一般・学生に体験してもらうために制作しました。体験後のアンケートでは「本当にブランコを漕いでいるようだった」や「初めての体験だった」などの高評価を頂くことができました。研究室全体の展示が学内で創意工夫のされた展示として賞を頂き、この受賞に貢献することができたと考えています。
ブランコのコンセプトは、現実では味わえない「ファンタジー世界の大型ブランコ」です。
ハイジがアルプスの山々を背景にブランコに乗っている様相を想像していただけると分かりやすいと思います。体験者によりリアルな体験をしてもらうために、背後から送風機で風を送っています。風を送ることで臨場感が増します。
2024年は去年よりもさらに非日常をリアルに味わえるCAVEブランコを製作したいと考えています。
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